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オープンスタジオデー 18:51
2010年10月16日、17日の二日間開催された
クリエイティブツーリズムの企画、オープンスタジオデーで
アーティストのアトリエにお邪魔してきました。

今回の参加作家は
阿部乳坊、岩本清商店、菊谷達史、コフネコトモ子、長原めぐみ、
藤原絵里佳、マーガレット・ウィブマー、村住知也、山下きよみ
以上9名です。


今回は参加されているアーティストのうち6件を回ることが出来ました。
時間の関係で全部まわりきれなかったのは残念です。

広さや内装は人それぞれ違いましたが、
どのアトリエでも作品を生み出している現場のリアリティを感じることができました。
ガラクタの山や作家が普段使っている道具、未完成の作品の数々…
普段は見ることが出来ない創作活動の裏側を覗き見ることができて、
作品をみるときとはまた違う楽しさがありました。



では、回ったアトリエを順番に紹介していきたいと思います。


まずは村住知也さんのアトリエから。


ご自宅の2階の一部屋を使っているようです。
玄関から階段を上ってアトリエに着くまでの壁面には
他のアーティストの作品がたくさん飾られていました。
アトリエの棚の上にはたくさんのガラクタがあったのですが、
これがインスピレーションをくれたり作品の材料になったりするそうです。
村住さんからは、今回のように作家のアトリエを訪れるような企画は
習慣的にやった方がいいという意見、美大卒業後の活動で苦労したエピソードなど
沢山お話を伺いました。
こうして実際にアーティストの方とお話をできるのも
アトリエに訪問する魅力のひとつですね。


さて村住さんのアトリエを出たその次は、金沢美大にて、
コフネコトモコさん、菊谷達史さん、阿部乳坊さんの順番で
3方のアトリエを訪問しました。
同じ大学内とはいえど、アトリエの場所も大きさも使い方も
全く違っていて面白かったです。



コフネコトモコさんのアトリエは教室を半分に仕切ったスペースで、
普段は写真・映像編集などデスクワークが多いということで、
特に机付近にコフネコワールドが広がっています。
先月金沢アートグミで開かれていたコフネコトモコ展で見かけた絵画や藁、人形などが
アトリエに飾って(置いて)あるのを発見しました。
また、小さな試着室のようなものもあったり、机の棚には民俗学の本が結構ありました。
コフネコさんがパフォーマンスをする際に肌に貼るシールについて
少し話を伺ったのですが、あれは普通のインクジェットプリンターで
出力しているそうです。特殊なプリンターを使っているのだと思っていたので、
聞いた時は少し親近感が沸きました。




菊谷さんのアトリエは学内の通路を布で仕切ってあるスペースです。
アトリエの外には、中に納まりきらない絵画がいくつか並んでいました。
またアトリエの中にも大きなキャンバスが壁に立てかけられており、
床には絵具や筆が転がっていて、まさに作業中といった感じです。

菊谷さんの描かれる特徴的な人物の表情について伺ったところ
特徴が表れやすい目や眉毛を簡略化することで人物の匿名性を上げて
誰にでも置きかえられるようにするという目的があるそうです。
また、菊谷さんは最近水彩もすこし描かれるそうです。
試行錯誤して作品を作っているのだと伺いました。




阿部さんのアトリエは天井が高くて広い部屋が2つに仕切られていて、
小さく区切られた空間が作業スペースになっていました。
壁にデッサンがかけられていて、実際に彫刻されたものと見比べるのが面白かったです。
仕切られた大きなほうの空間には、製作途中の大きな作品が展示されていました。
阿部さんの特徴的な細いラインの彫刻についてお話を伺ったところ、
木の持つ“軽くて丈夫”という性質があるからここまで細く彫ることが
出来るのだと伺いました。
でもたまに細くしすぎて失敗してしまうこともあるそうです。

また、阿部さんいわく、彫刻には阿部さん自身のスタイルが出てしまうらしく、
人の形をしててもしていなくても、自分が表れているので”自刻像”なのだそうです。



さて、美大を出たあとは、陶芸の藤原絵里佳さんのアトリエにお邪魔しました。
アトリエは、村住さんと同様に自宅です。藤原さんはほんわりとしたお姉さんで、
作風と結構ギャップがありました。
アトリエの部屋は床に板が敷かれていて、土足入るようになっています。



藤原さんには製作中の作品を使って作業工程を親切に説明して頂きました。
私は土の事はよく知らなかったのですが、基本的な事を色々教えて頂きました。
棚には、まだ焼いていないものや、焼いている途中のものなど、それぞれ
違う工程のものがあって、どういう風に作品ができていくのかが
とてもわかりやすかったです。
また、自宅には普段の藤原さんの作風とは違った可愛らしい入れ物があったりと、
新しい発見もありました。
藤原さんの作品といえば味のある黒が特徴的ですが、あれは外側に枠をかぶせて、
そのなかに作品をもみ殻と一緒に入れて蒸し焼きにするそうです。
そういう一味違う過程を経てあの独特の色が出るのですね。面白いお話を聞きました。



そして最後にまわったのは長原めぐみさんのアトリエです。
長原さんの家は、友人3人で暮らしていて、時々カフェもやっているそうです。
家は隅々まで改装されていてカラフルでポップな内装でした。



上がアトリエの写真ですが、アトリエだけでなく家全体が
見ていてとてもおもしろかったです。

部屋ごとに雰囲気がちがった空間が広がっていて、純粋に楽しんでいたら、
夢中になりすぎてレポートをかくという役目を忘れていました。ごめんなさい。
なので報告できることがないのですが、本当に素敵なお家なので
是非カフェの開いているときに覗いてみてください。


長原さんのアトリエを一通り見学して、時間も迫ってきたので、そこで帰路につきました。
お昼過ぎから車で回ったので、もう少し早めに出ていたら全部回れたのかなと思うと残念です。
徒歩や自転車だと1日で全てまわるのは難しいと思います。
また、今回は道に迷わないで辿り着くことが出来たのですが、
少し迷った人もいるそうなので次はもっとわかりやすい地図を作成出来たら良いなと思いました。




さて、クリエイティブツーリズム、次の企画は11月21日の「金沢アトリエ訪問vol.1」です。
こちらは今回のオープンスタジオとは違って、団体でアトリエに行くツアー形式の企画です。
vol.1では、21美館長の秋元雄史さんのエスコートで、山本基さん、牛島孝さんのアトリエに訪問します。
定員が決まっていて、要申し込みです。詳しくはサイトもしくはフライヤーをご覧ください。
金沢アトリエ訪問vol.1。おたのしみに!
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