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金沢アートコンシェルジュ番外編 スイス:ベルン応用科学大学 金沢建築ツアー 12:15
午後一時 ベルン応用科学大学の教授と建築関係の仕事をしている卒業生、コーディネーター等計13名が金沢アートグミに到着。まずは自由にギャラリー内を見学しました。
現在の展示は、高橋治希個展「in the vine」。九谷焼の磁器で作られた白く透き通る植物が、
隙間から差し込む「光」そのもののようにギャラリー全体に広がります。

本日のガイドは、金沢美術工芸大学 環境デザインの坂本英之先生と、吉村寿博建築設計事務所の吉村寿博さん。スイスからいらした皆さんの母語はドイツ語。現地コーディネーターの余村さんと坂本先生が、ドイツ語で北國銀行武蔵ヶ辻支店の説明をしました。
これまでクリツーのツアーは英語通訳のみでしたが、ドイツ語も(坂本先生が)対応できますね!

次の目的地、中村邸までは少し遠回りして、袋町・尾張町・主計街の町家建築などを見学しつつ、徒歩で移動しました。
やはりみなさん建築関係のお仕事をされているだけあって、町家の写真を撮影したり、坂本先生に建物の年代を質問したりしながら進みます。

中村卓夫さんのお宅では、作家のプライベートな邸宅を訪問するという、普通のツアーにはなかなか無い経験が皆の興味をかき立て、様々な質問や感想が飛び交いました。
敷地中央の座敷棟と庭、そしてギャラリーを兼ねた住宅棟を見学しました。
建物と庭、作品が見事に調和した中村邸は、まるで美術館のようで、ふらっと団体を離れて敷地内を自由に散策するメンバーも。中村卓夫さんから作品のお話も伺い、とても満足して中村邸を後にしました。

中村邸からは、市内周遊バスの「金沢ふらっとバス」に乗って移動。このバスはどこで降りても100円。細い路地を縫うようなルートも、他のバスには無い楽しみです。金沢21世紀美術館前で下車し、休憩を挟みながら10分ほど歩いて鈴木大拙館建設予定地に到着しました。

鈴木大拙館は、ニューヨーク近代美術館や豊田市美術館も手がけた谷口吉生設計。彼の名前は世界的に知られているだけあって、ツアー終盤で疲れ気味だったメンバーの目が輝きました。完成予想図を手に、説明を聞きながら内部も見学。

断熱材がむきだしの壁や工事用の照明など「現在進行中」の現場という印象が強いものの、
構造体はほぼ出来上がっていて、むしろ空想がかきたてられます。緑、水、石垣を印象的に用いた、モダンでありながら日本的な奥ゆかしさを感じさせる建築になるのではないかと感じました。

工事中の現場の撮影はNG。そのため残念ながら写真はご紹介できません。
完成が待たれますね!
最後に、金沢21世紀美術館のタレルの部屋で体を休めつつ、金沢21世紀美術館建設の際プロジェクトリーダーを務められた吉村さんから、美術館についての簡単なレクチャーがありました。

吉村さんは金沢21世紀美術館を設計したSANAAの直下で現場を統率し、意見を双方に伝達する重要なポジションを担っておられたため、美術館のことなら何でも知っています。ここでも、壁の素材や表面の塗装についての専門家らしい質問がありました。

最後は、坂本先生と吉村さんにお礼を言って解散。沢山歩いた今回のツアー、もう一刻も早く休みたい?と思いきや、美術館の見学やお土産を買い求めに散っていったメンバーは、まだまだ元気でした。

金沢アートコンシェルジュの、ガイド付き番外編企画だった今回のツアー、海外観光や建築専門家の視点から現地のコーディネーターとツアー内容やコースの検討を重ねました。
その結果、金沢で日本の建築の「現在」を体感する、ちょっと欲張り(?)で盛りだくさんな金沢建築ツアーが実現しました。

芸術都市金沢の楽しみ方を、また一つ、発掘できたのではないでしょうか。
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